2012年5月22日

「英語の冒険」~その1~ apple

「英語の冒険」(メルヴィン・ブラッグ著)よりメモ。

シリーズものになるか分からないし、あまりに引用ばかりだと著者に怒られてしまいそうですが、古英語がフランス語に乗っ取られそうになった際に起きた「現象」の1つをご紹介。

「リンゴ(apple)」と言えば、故Steve Jobsが設立し、晩年にはiPhone, iPadなどの世界に衝撃を与え、時価総額世界一に導いたハードウェア会社があります。尤も、現在の業態が純粋なハード会社だとは思いませんが。。

歴史を紐解けば、AdamとEveのリンゴの方がずっと先で、その次、つまり第2のリンゴは万有引力の法則を発見したNewtonが有名。

Steveは、世界に衝撃を与えるべく「第3のリンゴ」を作るべく邁進した訳ですが、英単語appleの古英語版はæppelは、元々は果物全般を指していました。ノルマン・フランス語がEnglandに入ってきてからは、果物全体はfruit(s)というフランス語に取って替わられ、æppelの方はリンゴのみを表す表現になりました。

「第2のリンゴ」で世界的に有名になった物理学者Newtonが活躍し、20世紀初頭に量子力学/相対性理論にその座を奪われるまで、万物の理論と謳われていました。

現在のapple社が世界中のユーザから支持を受け、まさに「果実」を手にしており勢いが衰える気配がありません。世の習いに従えば、そんなapple社も混迷の時代、そして、「世界に新しい『衝撃』を与える未来の誰か」に引導を渡すことになるでしょう。そんな「彼」は世界に「果実」をもたらすのか、はたまたAdamとEveの原罪のように災いをもたらすのか。。。

いずれにしても、人々はその象徴として「リンゴ」を持ち出す気がしてなりませんが、皆さんはどうお考えでしょうか?!



その2につづく)