2013年1月13日

「ノマドと社畜」

twitter界では多くの方から愛されている(しかし、ちょっと物言いがキツイ(汗))May_Romaさんの著書「ノマドと社畜」を読んでみた。

一時流行ったノマドや社畜というbuzz wordを「餌」に、プロとは何か、今後仕事に求められるものは何か、について、(一部西欧史も引き合いに)1つの可能性を詳細に説明されており、日本の労働環境だけでなく、西欧諸国(特に英国)や米国などとも比較されており、所謂現場を経験したからこその説得力が感じられた。

本文でも触れられているが、ノマドという働き方が「3.11の東日本大震災」という悲劇を契機に仕掛けられたものだとしたら、日本人は何故その悲劇を自分たちの糧として活かせないのか、歯がゆい思いもある。
(歴史的な事実として、ユダヤ人、中国人の例を待つまでもなく、大きな悲劇によって家族/民族が一致団結するのは洋の東西を問わないものだと思っていたが。。)

労働者の立場として身につまされたことに加え、悪い意味での「形状記憶」の習慣が日本から抜け切らないことへの思いで、不思議な気分だ。

さて、現時点(2013/1/13)で、電子書籍(Kindle)のみ出版されている。
今まで何冊かKindleで本を読んでいたが、この本ほど効果的にhyperlinkを使っているものも無いな、と思えた。