2013年8月15日

やっぱ違うよ、数学と情報科学

昨日、ご紹介したデータサイエンティスト養成読本を通勤中の電車でも何度か読み返してたんですけども、当然といえば当然なんですが、純粋数学と情報科学って違うな、と改めて実感しました。

学生の頃に数学をガッツリやってる時は、集合論でいうところの「無限」から始まり、線形代数でお馴染みの線形空間の「無限次元」が出てきたり、はたまた帰納極限などの代数系であっても(明示的には書かれていませんが)裏にはしっかりと無限が横たわっています(というか、いちいち有限か無限かを議論していると「スマート」な議論ができないような理論体系になってしまってます)。

一方の情報科学の場合、読んでいる本が(数学でいえば)統計学をベースにしているところもあり、
「有限のデータから普遍的な結果を取り出そう」
という指針の元に万事進めようとしています。「無限」に慣れてしまった頭では、いくら「ビッグデータ」とはいえ、いくらサーバが安価で大量データを処理できたとはいえ、所詮有限です。Hadoopなんかを駆使して大量データをバッチ処理で回して、、など工夫を凝らしたとしても。。

そもそもこんなことを考えてる暇があったら、手を動かしてみろよ、とツッコミが入りそうではありますが(大汗)


外部からみたら、戯言にしか見えない気持ちもなんとなく分かりますが、ここの「有限か無限か」ていうのは、実際に物事を考えるとき、もっと言えば、数学だけをやっていて情報系の頭に「スイッチ」する必要がある人にとっては1つの大きなポイントかもしれませんね。