videonewsを視聴していて、「ハンナ・アレント」という映画を取り上げられていたため、とりあえずkindleで読める本ということで、この本を購入してみました。
政治哲学について扱われた本で、理科系のワタクシにとってはかなーり読みづらい(という言い訳)と愚痴っぽくなるほどスゴくムツカシク感じる内容ですが、
先の大戦で「流行」した全体主義はどういうプロセスで起きたのか、的なところが主な焦点のようですね。
必ずしも、「大ボス」的なリーダーが悪いわけではなく、凡庸な市民たちが思考停止して一極集中してしまう社会背景をベースに「救い」を求めてしまう、といった構造もあるではないか、と。
あ、理解を間違えているカモですが、「威勢よく言い切る」タイプの劇場型の内容じゃないってところが新しいですねー。
こういった文脈では、書評なんてものを書けるほど教養が無いのが残念ですが、使ったことがない部分の脳を刺激する感じなので楽しんで読んでみようと思います。
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