2014年1月21日

知っておくべき「戦後史の学び方」

先週末、時間が取れたので電子書籍で面白そうな本が無いかな、と思って読んでみました。
東工大の学生さん向けに池上さんが語った現代史についてなので、
理科系の自分の身の丈に合っているかな、なんてw


選挙報道などでよく見かける池上さんならではの語り口で、政治や経済、宗教、社会について
「これ言っちゃっていいの?」
と思わせる記述が多数見られる点はあるものの、よくよく読んでみると思想の押し付けはあまり無いんですよね。
ただ、その点が逆に浅いところで思考が止まってしまい、記憶に残りづらいなと思ったりもします。

歴史を語る上での完全な公平な視点は神でも無い限り無理だとは思いますが、みんながタブーにするが故に若い世代から忘れ去られてしまい、過去に何が起こったかすら知らない方にはいい本かも知れませんね。

歴史の知識に自信が無い方にこそ読んで欲しい内容だと思いました。
兎角、歴史というとどうしても「歴史上の人物」と一種格上げされた存在に対して思いを馳せることが多いのですが、自分が知っている世代の話がとある切り口で書かれていたりすると、意外に身近に感じたりして。

読んでいて、随分と昔に母親が「今どき学生運動なんて、、、」と言っている口調を思い起こしながら自分が見聞きしてきた体験と照らし合わせながら興味深く読みました。