2014年5月4日

「嫌われる勇気」

久し振りの更新になってしまいましたね。

最近読んだ本で衝撃的だったものから1冊。
副題にもある「自己啓発の源流」にもあるように、若干怪しげ(?!)な内容かなー、と思っていたんですが、ありていに言えば、
「モノは考えよう」
という考え方を突き詰めたものでしょうか。



心理学を創始した(と言われる)フロイトやユングが言うような
「過去の出来事がその後の人生を決める」
に真っ向から反論します。本書の思想の根拠となっているアドラー心理学では、
「過去の出来事も自らで後から解釈を決定した」
ゆえに
「トラウマは存在し得ない」つまり「自らの意思で過去は変えられる」と言い切ります。

あー、どこかで見た言い回しだなー、と思う方も多いと思いますが、まさに自己啓発にありがちなフレーズですね。

本書にもありますが、当心理学は現代に生きる方々の常識(?!)にアンチテーゼを投げかけている面も多いため、表面をさらっただけでは難解な部分もあります。が、「この本だからこそ」の部分があるとすれば、体系的にアドラー心理学を対話形式で述べている部分かと思います。

伝統的(?!)な心理学とは違った体系のものに触れてみたい方にはいいかも知れませんね。